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ITパスポート試験の申込方法と受験料|見落としやすい期限と手数料【2026年度】

シカラボ編集部
ITパスポート試験の申込方法と受験料|見落としやすい期限と手数料【2026年度】

ITパスポート試験の申込そのものは、画面の案内に沿って進めるだけです。つまずくのは手順ではありません。支払期限を過ぎて申込が無効になった、日程を変えようとしたら期限を過ぎていた——実際に困るのはこちらです。加えて、試験そのものが一時休止する予定も公表されています。順に押さえておきましょう。

記載した金額・期限は、2026年9月29日時点でIPA(独立行政法人情報処理推進機構)が公表している内容です。制度や料金は変わるため、申込の前に公式サイトで確認してください。

2026年12月28日以降、試験は一時休止の予定です

IPAは、2026年12月28日以降、CBT方式で実施する試験を一時休止する予定だと公表しています。対象はITパスポート試験・情報セキュリティマネジメント試験・基本情報技術者試験の3つです。システムのリプレースにともなうもので、当初の予定から開始時期が延期された経緯があります。

再開時期は、決まり次第IPAのウェブページで知らせるとされています。2027年1月以降の試験実施についても、IPAは2026年秋頃に知らせるとしています。

これにともない、2026年9月28日以降の新規申込みでは、選べる試験日は最長で2026年12月27日までです。試験会場によっては、それより前に年内の試験が終わることもあります。希望する会場の開催日は、早めに確認しておきましょう。

申込後に日程を変える場合も、選べるのは最長で12月27日までです。2025年12月26日以前に初めて申し込んだ人は、初回申込日から1年後の同じ日付が上限です。空席がなかった場合も含め、それまでに受験できなくても受験手数料は返還されません。

受験料は7,500円。ただし支払方法で変わる

支払方法は3つあり、座席が確保されるタイミングが違います。ただしバウチャーは、新規の購入申込が2026年7月31日で一時停止されています。会社や学校が購入したものも含め、購入済みで有効期限内のチケットなら、いまも使えます。

支払方法追加の手数料実際に払う額座席が確保されるとき
クレジットカードなし7,500円決済が完了した時点
コンビニ払込手数料 187円7,687円申込時に仮確保され、支払いが済むと確定
バウチャー(購入済みのチケット)申込時はなし申込時の支払いなし(購入済みのチケットを1枚使う)申込みを選択した時点
受験手数料7,500円に対し、クレジットカードは7,500円、コンビニは払込手数料187円が加わって7,687円になることを並べた図。バウチャーは申込時の追加手数料がなく、購入済みのチケットを1枚使うこと、新規購入は2026年7月31日で一時停止中のため購入済みのチケットだけが使えることを注記している

バウチャーのチケット代は1枚7,500円(税込)の一律で、受験申込では購入者IDとチケット番号を入力するだけです。チケットは、申込みを選択した時点で使用済みになり、未使用には戻せません。

有効期限は発行日から6か月で、2026年6月28日以降に発行された分は一律2026年12月27日です。6月27日以前に発行された分は、チケットに表示された有効期限を先に確認してください。期限までに使えなかった場合、空席がなかったときも含めて払い戻しも延長もありません。

そして共通して、受験手数料は理由のいかんにかかわらず返還されません。日程は慎重に選んでおきましょう。

申込の流れは、大きく4段階

申込から確認票の準備までを、大きく4段階にまとめると次のとおりです。

  1. 利用者IDを登録する(初めてのとき、またはIDが失効しているとき)
  2. 地域・試験会場・試験日・開始時間を選ぶ
  3. 支払方法を選んで、支払いを済ませる
  4. 確認票をダウンロードして、印刷しておく

利用者IDは、最後に受験申込みをした試験日から1年たつと失効します。登録だけして1年申し込まなかった場合も同じです。

ITパスポート試験では、受験票は送られてきません。受験画面へのログインに使う確認コードは、確認票にしか載っていません。申込みが済んだら、そのまま続けてダウンロードしてください。コンビニ払いは、入金の確認後(最長2日)にダウンロードできるようになります。

CBT方式で随時実施されているため、一斉の試験日はありません。ただし好きな日を自由に指定できるわけではなく、各会場が設定した開催日時と空席の中から選ぶ形になります。試験開催状況一覧で、先に空きを見ておきましょう。

なお、複数回の試験を同時に申し込むことはできません。新たに申し込めるようになるのは、申込済みの試験の受験日翌日からです。

期限は3つある

申込締切・コンビニ払いの支払期限・変更期限の3つを、原則と例外に分けて並べた図。申込締切はコンビニ払いが受験日の5日前、カード・バウチャーが前日の午前中まで。コンビニ払いの支払期限は原則として申込日を含めて3日目の23時59分で、申込締切日の当日に申し込むと当日、前日なら翌日まで。変更は試験日の3日前までで、2日前から当日までは理由を問わず一切変更できない

期限1: いつまで申し込めるかは、支払方法で変わる

「受験日の5日前まで」はコンビニ払いの条件です。クレジットカードとバウチャーなら、もっと直前まで申し込めます。

支払方法いちばん早く受けられる試験日
クレジットカード・バウチャー申込日の翌日(午前中の申込。午後なら翌々日)
コンビニ申込日の5日後

なお、申込日の2日後までの試験を選ぶと、あとから変更できません。

期限2: コンビニ払いの支払いは、申込日を含めて3日目の23:59まで

この期限があるのはコンビニ払いだけです。

ここを過ぎると申込そのものが無効になります。ただし締切ぎりぎりだと、この3日間はありません。

申し込んだ日支払期限
通常申込日を含めて3日目の23:59
受験日の5日前(=申込締切日の当日)当日の23:59
受験日の6日前(=申込締切日の前日)翌日の23:59

期限3: 内容の変更は、試験日の3日前まで

会場や日時を変えたくなったときは、試験日の3日前までなら変更できます。変更先に選べるのは、支払い済みなら変更した日の3日後から、コンビニ払いで未払いなら5日後からの試験日です。

問題はその先です。試験日2日前から当日までの間は、理由のいかんにかかわらず一切変更できません。体調を崩しても同じで、受験料も戻りません。「直前に何かあったら変えればいい」は通用しないと考えておいてください。

当日に持っていくもの

IPAが必ず持参するものとして挙げているのは、次の3つです。

  1. 確認票(印刷できない場合は、受験番号・利用者ID・確認コードの3つの控え)
  2. 有効な期限内の、顔写真付き本人確認書類(原本に限る)
  3. 試験室の机上に置けるもの以外を収納するカバン

確認票を印刷できなかったときは、3つの控えを持っていけば、受付で専用用紙に書き写して受験できます。日程や会場を変更すると確認票は再発行されるので、ダウンロードし直してください。

本人確認書類は、原則としてIPAが「試験当日」のページでA〜Gとして挙げている顔写真付きの書類から1点です。たとえばパスポート・運転免許証・マイナンバーカード・在留カードなどで、原本に限られ、コピーは認められません。書類の氏名が申込時の氏名と違う場合も使えません。A〜G以外で、日本国内の公的機関が発行した顔写真付きの証明書を使いたいときは、申し込む前にコールセンターで確認を受ける必要があります。

学生証は顔写真付きに限られ、スマートフォンアプリの学生証や海外の学校の学生証も使えません。ただし、小学校・中学校・高校などのうち、顔写真付きの学生証を発行していない学校の在校生には別の方法があります。写真を貼って学校の割り印と記入をもらった「学校生徒在籍証明書」と、顔写真のない学生証・生徒手帳・健康保険資格確認書のいずれか1点を持っていけば使えます。

3つ目のカバンは見落としやすいところです。机の上に置けないものは、すべてカバンにしまいます。筆記用具とメモ用紙は会場のものを使うので、持ち込む必要はありません。

会場は試験開始時間の30分前から開場・受付が始まります。

申し込む前に知っておくと安心なこと

ここで紹介する試験の形式と3分野は、2026年12月27日までに受ける現行の試験のものです。IPAは検討状況として、2027年度春頃から新しい試験制度に移る予定だと公表しています。出題分野は「ビジネス」「テクノロジ」「セキュリティ・倫理」に再整理される予定です。

試験は小問100問・120分・四肢択一です。合格には、総合点と分野別点の両方に条件があります。先に見ておきましょう。

  • 総合評価点が600点以上(1,000点満点)
  • かつ、分野別評価点がそれぞれ300点以上(各1,000点満点)
    • ストラテジ系 / マネジメント系 / テクノロジ系

評価点はIRT(項目応答理論)という方式で算出されるので、「何問正解すれば600点」とは単純に換算できません。

つまり、得意分野で稼いで苦手分野を捨てる戦い方ができません。3分野すべてで一定の点が要ります。

もう一つ、100問すべてが採点されるわけではありません。

  • 総合評価に使われるのは 92問
  • 分野別評価は、ストラテジ系32問・マネジメント系18問・テクノロジ系42問
  • 残りの8問は、今後出題する問題を評価するために使われます

IPAの公式の説明には、どの8問が評価に使われないかを見分ける方法は書かれていません。ですから、手応えのない問題があっても、気持ちを切らさないほうがいいわけです。

まとめ

  • 2026年12月28日以降、試験は一時休止の予定。9月28日以降の新規申込で選べる試験日は2026年12月27日まで(会場によってはもっと早く終わる)
  • 受験料は7,500円(税込)。コンビニ払いは払込手数料187円が加わる。返還はされない。バウチャーの新規購入は一時停止中
  • 申込締切はコンビニ払いなら受験日の5日前。カード・バウチャーは午前中の申込なら翌日の試験も選べる
  • コンビニ払いの支払期限は申込日を含めて3日目の23:59(締切間際はもっと短い)。過ぎると申込が無効になる
  • 変更は試験日の3日前まで。2日前から当日は一切できない
  • 当日は確認票(印刷できなければ3つの控え)・IPAが指定する本人確認書類の原本・カバンの3点。確認票は自分でダウンロードする。開場は開始30分前
  • 現行の試験の合格基準は総合600点以上かつ3分野それぞれ300点以上。捨て分野は作れない

期限だけ先に押さえて、落ち着いて準備を進めていきましょう。


出典:IPA「ITパスポート試験」受験要領/受験申込手順/受験申込内容の変更/試験当日/バウチャー購入申込/確認票について/利用者情報の登録・変更・削除/よくある質問/試験内容・出題範囲、「ITパスポート試験受験用 学校生徒在籍証明書」について、IPA「ITパスポート試験」試験情報ページ、「2026年5月以降の試験実施について」、「バウチャーチケットの購入申込受付の開始について」、「情報処理技術者試験及び情報処理安全確保支援士試験の見直しの検討状況について」、「試験要綱 Ver.5.6」(いずれも2026年9月29日取得)

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